1ヶ月ほど前の記憶に残った記事。
日本人がおよそ知らないアメリカ人の「頭の中」 多くが理性と現実を手放す中で残る希望と光
タイトルにあるとおり、著者はここでアメリカという国を「ファンタジーランド」と表現している。アメリカ人は数世紀の間に少しずつ、そしてこの50年の間に急速に、あらゆるタイプの魔術的思考、なんでもありの相対主義、非現実的な信念に身を委ねていったというのだ。その結果、ファンタジーランドができあがってしまったということ。
これで思い出したのが、80年代米ソ冷戦当時に米国民はソビエト国民を「悪魔」と見なしているという朝日新聞の社説。
妄想的だなとは思ったけど、スケールが大きすぎて30年以上経った今でも憶えている。
しかしこれは妄想だったとしてもあまり責められない。当時は米ソが核戦争始めたら世界は滅ぶかも知れないと言う不安が庶民レベルで現実のものとしてあったのだから。
そういえば12歳の少女2人がスレンダーマンの手下になるために、同級生を刺した事件もあったなぁ。これもファンタジーを信じやすい国の:一現象なんだろうか。